セルフチェックで早めに気付いて適切な治療を|うつ病を見逃さない

治療と生活習慣

医者

うつ病の治療法には、主に抗うつ薬による薬物療法と、精神療法による治療が行われます。医師の診察により、どの抗うつ薬を使用するか、精神療法による治療に重点をおいた方が良いかなどをチェックしていきます。治療をしっかり受けることも大切ですが、自分でもいくつかのことを意識しておくと良いでしょう。うつ病は、責任感が強い真面目な人が発症しやすいと言われています。自分を追い込みやすいという傾向にあるので、まずは自分を責めないように意識するところから始めましょう。すぐに性格を変えるということはとても難しいです。しかし焦らないように意識したり、疲れを感じたら意識して休むようにするなど工夫することで、少しずつ習慣づくようになってきます。無理はせず、医師のアドバイスの元ゆっくりと変えていきましょう。

ほかにも、治療と同時に生活リズムを整えるようにしましょう。起床・就寝の時間を決めたり、食事の時間を揃えるようにしたりと、生活リズムを整えることで精神的にも落ち着いてきます。治療するためにはゆっくり休むということが大切なので、起床時間や就寝時間を決めておくことで、休養の時間を確保することができます。同時に今までの食生活を振り返り、改善できる点をチェックしていきましょう。そして、栄養が偏らないようバランスを意識して食事をしましょう。

抗うつ薬による治療は、個人差はありますが、副作用が強くあらわれる場合があります。服用することにより強い吐き気を感じたり、眠気を感じることがあります。また、消化器官に影響することもあるので、下痢などを引き起こすこともあります。抗うつ薬の効果は数週間経たないとあらわれません。しかし、薬の効果がでる前に副作用がでてくることがあります。辛い状態が続きますが、自分の判断で服用をやめることはできないので、医師に相談してみましょう。自分で服用をやめると、さらに強い副作用がでてくることもあるので、注意が必要です。どのような副作用が起こるかということをチェックし、辛いと感じたら医師に相談してみましょう。精神療法による治療は、担当医やカウンセラーによるカウンセリングを行います。話をしていくことで、考え方を変えることができたり、自己否定の気持ちを和らげる効果が期待できます。精神療法にも種類があり、症状に合わせて認知療法や対人関係療法といった治療を行ないます。どのような症状がみられるかということをチェックし、それぞれに合った治療法をすすめていきます。医師による治療と、自分で生活習慣を見直すことで、完治を目指していきましょう。